クロップ監督、ミルナーの去就とシーズンラストスパートについて言及。

©︎IMAGO/Shutterstock

　現在リヴァプールＦＣでの８年目を迎えているユルゲン・クロップ監督だが、しかしながらその歩みを常にともにしてきたジェームズ・ミルナーが、この夏をもって道を分つことになりそうだ。アンフィールド・ロードにて８シーズン過ごした３７歳のベテランは、減少した出場機会の増加を目指してまだ正式な発表はなされていないものの、どうやらブライトン＆ホーヴ・アルビオンへと移籍する模様。「ミリとは長年にわたって本当にいい会話をしてきた。彼は私がいかに彼に感謝しているかを知っていることだろう。」とクロップ監督はコメント。「ただまだ最終的にどう決断するかはわからないよ」と今季までとなっている契約について語っており、ＣＬ出場に望みをかけたラストスパートで、ミルナーにまた重要な役割が託される可能性はゼロではない。

　逆にそのブライトンはリヴァプールの背後につける６位となっており、勝ち点差は４でリヴァプールよりも２試合少ないことから、いまはまだ自力でリヴァプールをかわす可能性を残しているところ。「それは昨日の戦いぶりをみても、十分に可能性のあることだよ」とクロップ監督は、４位マンチェスター・ユナイテッド戦での１−０での勝利についてコメント。ただいずれにしても今は、他クラブよりも自分たちにとって「やるべきことが山ほどあるんだ」と指摘しており、早速週末に迎える９位ブレントフォード戦で、その期待に応える選手たちの姿を目にしたい。「この試合は難しいものだ。彼らは非常に試合全体をうまくコントロールし、セットプレーやカウンターでの脅威もある」