2023/05/09
謝罪動画投稿のメッシが、パリ・サンジェルマンの練習へ復帰

©︎picture alliance / abaca
リオネル・メッシが再び、パリ・サンジェルマンの練習場へと戻ってきた。これはクラブ公式Twitterにて発表されたものであり、メッシは観光大使を務めるサウジアラビアへと、無断で訪れていたことで先週火曜に出禁処分を受けていた。
その結果ファンの間でも物議を醸すことにことになったメッシは、自らのインスタグラムを通じて謝罪。日曜日のロリアン戦後は、「いつも通り」休みをとると思っており、サウジアラビアの首都リヤドへと向かうことはキャンセルできないことだったと説明。
ちなみにパリ・サンジェルマンはメッシ不在で臨んだトロワ戦にて勝利。そしてメディアによればこれから、このまま契約満了で退団の流れにあるようで、行き先としては年俸3億6300万ユーロが提示されているというサウジ1部アル・ヒラルや、バルサへの復帰、ベッカム氏がオーナーを務めるインテル・マイアミなどの名前が浮上しているところ。
メッシ、ローレウス賞初の個人・チーム両賞を受賞
その一方でリオネル・メッシは、ローレウスから「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」賞を受賞した。月曜日にパリのパビリオン・ヴァンドームで行われたイベントでは、さらにワールドカップで優勝した(フランスに4-2でPK戦)アルゼンチン代表を代表していわゆる「チーム・オブ・ザ・イヤー」も受賞。これにより個人賞とチーム賞を同じ年に受賞した最初のアスリートとなっている。
受賞に際して、メッシは「感謝の気持ちでいっぱいです。これは特別な栄誉です。特に2021年より私の家族を歓迎してくれた街、パリでの受賞でもあるので」と強調。「代表チームだけでなくパリSGの同僚全員に感謝したい。一人で成し遂げたものではなく、彼らとすべてを共有できたことに感謝している」と述べながら、「私より先に受賞した素晴らしいレジェンドたちの名前:シューマッハ、ウッズ、ナダル、フェデラー、ボルト、ハミルトン、ジョコビッチ。自分がどんなところにいるのかを実感した」と喜びをみせた。