2023/06/03
2023/05/12
宮市亮の元指揮官、ティモ・シュルツ監督がFCバーゼルに就任

©︎IMAGO/Jan Huebner
ティモ・シュルツ監督が来季より、スイス1部FCバーゼルへと就任することが明らかとなった。ブンデス2部FCザンクトパウリ時代では宮市亮を指導していた45歳の指揮官は、前所属クラブとの契約を数日前に解消、そしてスイス名門クラブと2年契約を締結している。アレックス・フライ監督解任後、暫定的に指揮をとるハイコ・フォーゲルSDは、「まさに招聘を希望していたティモ・シュルツ氏を迎え入れられて非常に嬉しくおもう」と喜びのコメント。「このような重要な決断には時間をかけたいと思っていたし、そこでティモは経験とクラブが掲げる哲学にまさにマッチした監督像をもった人物。最初の1秒目からそのことへの100%の確信を得られていた。とにかく彼との仕事が今から待ちきれないよ」と言葉を続けている。
2020年にユースで監督を務めていたFCザンクトパウリにてトップチームへと昇格した同氏は、今年の12月に選手時代も含めて18年間在籍したクラブを後にしており、今回の就任に際して「この新しいタスク、クラブ、そしてファンの皆さんのことをとても楽しみにしているところだ。クラブ首脳陣のみなさんとの話し合いは、最初からとても前向きかつ建設的なものだったし、掲げる野心的な目標に向けて来季から取り組むという期待感を抱いているよ」とクラブ公式ページにて語った。そのほかのコーチ陣の顔ぶれはこれから明かされることになるが、ザンクトパウリ時代にACを務めたフランス人ファーヴェACの名前が浮上しているところ。