2023/05/14
レアル:カマヴィンガが膝負傷で交代も、アンチェロッティ監督は「明日休めば大丈夫」

©︎Getty Images
土曜日に開催されたヘタフェCF戦において、チャンピオンズリーグ準決勝マンチェスター・シティ戦との最中にあるレアル・マドリードでは、主力選手の大幅なローテーションを敢行。ただそこではGKティボ・クルトワと共に、フェデ・バルベルデ、エドゥアルド・カマヴィンガもこの試合で先発メンバーに名を連ねていた。負傷がちなメンディやアラバの離脱もあり、「本来は好まない」という左サイドバックとしての役割を指揮官から与えられた若手MFは、長年レアルの左サイドを担ったマルセロを彷彿とさせるパフォーマンスを披露。いまや欠かすことのできない存在となっている。
その結果で最終的にはこの試合で1−0と勝利を収めることに成功、水曜日のマンチェスターでの決戦に向けて勢いを得ることにはなったのだが、しかしながらカマヴィンガが膝を負傷。そのためその度合いなどが危惧されていたものの、ひとまず試合後にはアンチェロッティ監督は「ちょっと気になる程度の打撲だ。彼は20歳だし、またすぐに回復することだろう。まずは明日は休んで、月曜日には同僚らと一緒にいるのではないか」と説明。どうやらマンチェスター・シティ戦での出場を危惧する程度ではないようだ。
カマヴィンガ:いまや攻守ともに不可欠な存在に
確かに前回のマンチェスター・シティ戦では不用意なプレーから同点弾を招いてしまったとはいえ、カマヴィンガはマルセロとは異なり守備面を疎かにするタイプではなく、その点ではクロード・マケレレを彷彿させるところも感じさせる選手であり、まあレアル・マドリードにおいて攻守両面において必要不可欠な選手。前回のパスミス程度でアンチェロッティ監督が起用を躊躇するはずもなく、今回大事をとってマンチェスター・シティとの決戦に備えたことはよく理解のできるものだ。