2023/06/04
2023/05/15
ポグバに「尽きることない試練」390日ぶり先発も負傷交代

©︎Getty Images
ポール・ポグバの苦難の日々は続く。日曜日に行われたクレモナ戦にて、390日ぶりとなる先発出場を果たした30歳だったのだが、再び負傷を抱えてピッチを後にすることを余儀なくされた。
とりわけフランス代表で示されていたその卓越した才能は、クラブシーンにおけるピッチ上では諸々の理由で表現することが許されておらず、例えばマンチェスター・ユナイテッドでの6年間では監督、ポジションとの兼ね合いがネックとなり、昨夏に復帰を果たしたユベントス・トリノでは今度は、負傷がその妨げとなっている。
日曜日に行われたセリエAクレモナ戦にて、30歳のMFは開始23分に左大腿筋を痛め、そのまま交代を余儀なくされた。この日はマンチェスター・ユナイテッド時代以来となる、390日ぶりの先発の舞台だったものの、その姿には涙も見受けられており、伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトは「尽きることのない試練」との見出しで記事を掲載。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、DAZNに対して「我々が全員が失望している。ポールは復帰に向けて努力を重ねてきたし、順調にその道を歩んでいた」とコメント、今季は公式戦10試合で160分余りのプレーにとどまっており、「ただきっと彼ならば今回の怪我も乗り越えてくれることだろう」と期待感を示した。