2023/06/03
2023/05/17
トゥルパン主審がCLでまたも疑惑の判定「あれは退場以外ありえない」

©︎picture alliance / NurPhoto
火曜夜に行われたチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ、インテル・ミラノvsACミランによるミラノダービーが開催されたジュゼッペ・メアッツァ・スタジアムでは、0−0で迎えた後半52分に物議を醸す残念なプレーが見受けられてしまった。フランチェスコ・アチェルビとサンドロ・トナリがペナルティエリア内でポジション争いをしていた際、ボールから遠く離れた状況で突如としてアチェルビがトナリの足を踏みつけており、それでトナリはもんどり打って転倒。だがそれでもクレマン・トゥルパン主審は退場はおろか、警告さえも提示することなく試合を進めさせていった。
Amazonプライムにて映し出された動画を確認しつつ、ヴォルフガング・シュタルク元FIFA国際審判員は「レッド以外は考えられない」と断言。さらに「残念なことにVARも介入することはありませんでした」とも付け加えており、短時間の中断期間があったものの、特にそこでトゥルパン主審とビデオアシスタントレフェリーを務めた同じフランス人のジェローム・ブリサード氏は、明らかに相談もする様子もなく試合は即座に再開されている。トゥルパン審判員といえば先日のCLバイエルンvsマンC戦においても対人戦における判断の曖昧さが目立っており、今回はACミランにとっては試合の流れに大きく影響を与えたかもしれない、40分以上に渡り数的有利で戦い機会が失われた格好となった。