2023/06/05
2023/05/18
FA、トニーに232件の賭博規約違反で8ヶ月の活動停止を命じる

©︎IMAGO/PA Images
イングランドサッカー協会は、ブレントフォードFCのヴァン・トニーに対して、232件の賭博規則違反により8ヶ月間の出場停止処分を科す判断を下した。これは即座に有効となるものであり、今季ここまでブレミア3位の得点を記録している27歳は、来年1月16日まで「すべてのサッカーおよびサッカー関連の活動を停止」されるが、9月17日から再び所属クラブで練習することが許可されているとのこと。
さらに5万英国ポンド(約860万円)の罰金も科された。なおこれはトニーの公聴会における意見陳述を踏まえて独立規制委員会から下されたものであり、判決理由については後日公表される予定。所属するブレントフォードではそれから今後の対応について協議するとしている。
これらは2017年2月25日から2021年1月23日までの間で行われたものとされているもので、今季ここまでハーランドやケインに次ぐ、プレミアリーグ3位となる20得点をマーク中の27歳のセンターフォワードについては、そのためブレントフォード側も出場停止を考慮して今冬にフライブルクから、ケヴィン・シャーデを獲得したという経緯があり、また今年の3月には疑惑の最中にもかかわらずサウスゲート代表監督がイングランド代表へと招集。これにより当分まだ代表参加も見送られることにはなるのだが、1年後に控えるドイツ開催のユーロ2024までには再びオプションということにはなる。