2023/05/24

マンC在任はあとどれくらい?グアルディオラ監督「規約違反の問題があるうちは」

 マンチェスター・シティではプレミアリーグ優勝、そしてそれに続くFA杯決勝とチャンピオンズリーグ決勝に向け、念願の欧州三冠達成に向けて大いに盛り上がりを見せているところ。ただそれでもなお影を落とし続けている問題が、今年の2月に明かされた、9年間における(2009年から2018年)100を越える金融違反行為に関する疑惑である。現在は独立した委員会がその対応を行なっているところだが、水曜日のブライトン戦前に行われた会見でグアルディオラ監督は、「できるだけ早急にお願いしたい。それができればどんな悪いことをしたのかが明らかになるのだし、それでこの話は終わるのだ」とコメント。

 できることならば「一両日中にも」終結してもらいたいと願っているが、ただタイムズ紙によればマンチェスター・シティ側は、全ての疑惑を否定しリーグからの告発に対して、委員会のの委員長がアーセナルのシーズンチケットホルダーであるなど、調査の合法性を争う法的措置をとるのだという。ただこれまでクラブ側はこのことについて沈黙を保ってきたため、今回のグアルディオラ監督の発言はより一層驚きを与えるものでもあった。とはいえ事件の複雑さを思えば、指揮官が望みとは裏腹に数ヶ月、数年という月日はむしろ現実的のようにも思える。

 この日の会見の席で、もしも三冠達成を果たした場合には、マンチェスター・シティを離れる可能性はあるのか?と問いに「現時点では特にそういうことを考えてはいないが、それは誰にもわからないこと。結果に関わらずここにいられればとは思っているが、ただ勝敗次第でどんな気持ちになるかなど誰にもわからないものだよ」としながらも、ただ「来季この違反問題は残り続ける。大丈夫、我々はちゃんとそこにいるから」と宣言。それでは現在の2025年を越える在任も視野に入れているのか?との問いには「いや、2年あればそれはもう十分だと思うね」と語った。

International Internationalの最新ニュース