2023/04/12

プレミア:三笘のPK誤審のVARと主審に処分。ロバートソンに肘打ちした線審も

©︎IMAGO/Colorsport

 ハワード・ウェッブ氏がイングランドの審判団のトップに立って以降、これまで透明性の向上に務めてきたのだが、しかしながらブライトン・アルヴィオン・ホーフェンは今シーズンだけで、なんと3度もの誤審による謝罪を受けることになった。それは土曜日に行われたトッテナム・ホットスパー戦でのこと。ピエル=エミル・ホイビェリから三苫薫がファウルを受けたにも関わらず、主審もVARも介入することなく、その代わりに両監督に対してレッドカードが提示。白熱した試合は最終的に、ハリー・ケインのゴールによってスパーズが2−1で勝利をおさめている。

 これでスパーズは5位、一方のブライトンはそこから勝ち点差7となる7位になったわけだが、もしもここで三笘がPKを獲得してリードを奪っていたならば、逆にスパーズとの勝ち点差を1にするチャンスがあっただけに激怒。最終的には同国の審判員協会はVARを務めたマイケル・サリスバリー氏は次のリーグ戦で出場停止。スチュアート・アットウェル主審はウォルバーハンプトンvsブレントフォード戦でVAR、さらにウェストハムvsアーセナル戦では第4審判員を務め、さらに協会側はブライトンに謝罪。ただ今年に入ってこれはブライトンにとって3度目の謝罪だ。

アーセナルvsリヴァプール戦で肘打ちみまった線審にも処分

 また月曜日にはアーセナルvsリヴァプール戦において、リヴァプールの左SBアンディ・ロバートソンに対して、肘打ちをしたとして線審を務めた、コンスタンチン・ハツィダキス審判員に対しても、イングランドの審判員協会は停職処分とすることを発表。ただし具体的にどのような処分内容となるかについては、今のところはまだ明らかにはなっていない。
 

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