2023/10/10
森保一監督、ニュルンベルクの奥抜侃志を代表初召集

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サッカー日本代表監督の森保一監督は、10月に行われる国際試合に向けた代表メンバーを発表。そこにはブンデス2部1.FCニュルンベルクの奥抜侃志が初めて名前を連ねた。前回ドイツで行われた代表戦参加を夢見るも実現しなかった同選手だが、喜びの瞬間は1ヶ月遅れで舞い込むことに。
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの三笘薫が負傷したことを受けてのもので、奥貫はこれから日本に向かいそこで、10月13日に新潟でカナダ代表、10月17日に神戸でチュニジア代表と対戦する。レッベSDは「彼にとってもクラブにとっても素晴らしい証。侃志はここで自身の道を見出し、非常に短期間で重要なトップパフォーマーとなった」とコメント。これから長距離移動となったがそれでも喜びを強調した。
夏にルーカス・ポドルスキが所属するポーランド1部リーグのゴルニク・ザブジェから加入した同選手は、これまでシーズン全試合で先発出場(キッカー採点平均3.38)。土曜日の夜に行われたFCザンクト・パウリとの一戦では今季2得点目をあげており、その直後に代表初招集という喜びの連続となっている。
今回の代表招集にもかかわらず、1.FCニュルンベルクは奥貫の成功を喜んでいます。スポーツディレクターのオラフ・レッベ氏は、「これは彼にとって、そして同時にクラブとしての我々にとっても素晴らしい確認です。カンジはここで自分の道を見つけ、非常に短期間で重要なトップパフォーマーになったことを示しています」と説明しました。
また、他にも4人の選手がドイツから日本代表として参加。同じくブンデス2部フォルトゥナ・デュッセルドルフの田中碧、またブンデスリーガからは板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)、伊藤洋樹(VfBシュツットガルト)、浅野拓磨(VfLボーフム)が招集された一方、フライブルクの堂安律は今回は見送られている。