2021/03/19

ギズドル監督進退かけた一戦、アンデションとカインツが復帰か


 この試合が監督にとって最後の試合となる可能性があるのか?この問いに対して競技部門取締役が明確に否定をしないのあれば、この試合がそういった意味合いを含んでいるということは明らかなことだろう。それがケルンの指揮官マルクス・ギズドル監督にとっての、ボルシア・ドルトムント戦がもつ意味だ。
 そこで望みを繋ぐためにも、負傷から回復したばかりのセバスチャン・アンデション、そしてフロリアン・カインツを戦列へと加えることになる。確かに長期離脱明けということで万全とまではいかないが、「出場の可能性をなくすわけでもないさ。彼ら復帰を切望しているところだよ」と強調した。さらに今回はセカンドチームにて活躍をみせる19才、マルヴィン・オブスがデビュー戦をかざるかもしれない。
 なおドルトムント戦を前に、ギズドル監督は選手の姿勢には批判はないものの、集中力に関しては「2・3%不足すると失点に繋がるものだ」と強調。とりわけエルリング・ハーランド対策を講じていくことも明かしており、「ドルトムントを相手に高い位置で構えると、ハーランドに一気に裏を突かれることもある」ことから、「高さをうまくとって、対人戦へとしっかり臨み、相手GKまで距離が開きすぎないようにしながら、バランスをとっていかなくてはならない」と語った。
 

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