2022/11/22

ケルン:主将ヘクター、延長、引退、もしくは米国挑戦?

©️IMAGO/Michael Ketzer

 ヨナス・ヘクターと1.FCケルンは、今シーズンいっぱいをもって契約満了を迎えることになる。長年に渡りファン、チーム、監督からも絶大な信頼とステータスを築いてきた元ドイツ代表だが、32歳となったケルンの主将は現在大きな決断を迫られているところだ。なお移籍先の候補としては欧州内については否定しており、選択肢としてはあくまでケルンとの契約更新、もしくは夏をもって現役生活から引退、あるいはアメリカへと渡りMLSでのプレーもある模様。クラブとしては功労者について辛抱強く対応することだろうが、ただ将来設計を複雑化させないよう時間はかけすぎるべきでもないはずだ。

ケルンの異議申し立ては、却下

  一方で火曜日にドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は、1.FCケルンの訴えを却下する判断を下した。4月9日に行われた1.FSVマインツ05を迎えてのホーム戦において、ケルンのサポーターたちは少なくとも、15基のベンガル式発炎筒を用い、さらに3個のパイロテクニクスが使用していたことを受け、1万8000ユーロの罰金処分と、そのうち6000ユーロをセキュリティ改善のために用いることが可能という判断を受けており、これを不服としてケルン側は異議申し立てを行っていた。

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