エリス・スキリが「新しい挑戦を模索」も、残留諦めないケルン

©️IMAGO/Moritz Müller

　果たしてエリス・スキリはこの夏をもって１.ＦＣケルンを後にするのか、それとも来季も引き続きプレーし続けるのか？木曜日に同選手自身は新たな挑戦を模索していると発表、しかしながらまだこのことについての最終結論はだされていないという。金曜午後に行われた会見の席にて、バウムガルト監督は２７歳のチュニジア代表ＭＦについて「彼が希望を公言したからといって、我々がいちいち目くじらを立てるわけでもないさ」とコメント。「そして我々が彼の残留を諦めるわけでもないさ」と言葉を続けた。

　少なくともケルン側からみて、今度の夏で契約満了を迎える同選手に対し、他クラブからの関心が寄せられていることは、さして驚きを覚えるようなことではない。指揮官もまたスキリが置かれた立場について理解しているところであり、「彼が４年後を見据えて野心と新たな可能性も模索することは当然のことだ」と指摘。その上でスキリがみせるプロフェッショナルな取り組みには信頼も置いており、「彼がどのようにトレーニングをして、どのように取り組みピッチに立っているか。それは誰の目からみても心配するようなことではないさ」と語った。