2023/04/05

ケルン:バウムガルト監督「奥川雅也は興味深い選手」

ソース:Geissblog

©︎IMAGO / Chai v.d. Laage

 先日にFIFAから来シーズンの移籍禁止処分が言い渡された1.FCケルンではあるものの、欧州スポーツ仲裁裁判所への異議申し立てにより処分の減刑への期待も抱いており、この夏における戦力補強への準備にも余念がない。地元メディアのガイスブログでは、バウムガルト監督が「当然ながら我々は自分たちの仕事を継続しているし、興味深い選手たちとの話し合いの場をもっている」との発言を掲載。例えばイェルグ・ヤコブ強化担当の姿は先日、ブンデス2部アルミニア・ビーレフェルトの試合で目撃されており、「確かにビーレフェルトには我々からみて興味深い選手がいる」と認める発言も行った。

 ブンデス2部からの戦力補強におけるメリットは移籍金の安価さ、そして選手たちに対してブンデスの舞台でのプレーの場の提供という部分以外にも、バウムガルト監督にとってビーレフェルトはいわゆる”コネ”という強みももったクラブでもある。ダニエル・シェルニング前監督はパダーボルン時代に166試合に渡ってバウムガルト監督のACを務めていた人物で、現在もコシナト監督下でACを務めるダニーロ・ソウザ氏も111試合に渡りバウムガルト監督を支えた人物。つまりいかにバウムガルト監督のサッカーにマッチできる選手であるかを十分に考察することができるのだ。

  そして同メディアによればバウムガルト監督は「奥川雅也は興味深い選手だ」とコメント、今季5得点8アシストをマークする日本人MFには昨夏も今冬もケルンは関心を示していたようで、さらに2部残留の場合は移籍金額は200〜250万ユーロとケルンの範疇に収まるものだと指摘。加えてマルク・ウートの回復状況が不透明なことも、トップ下を得意とする奥川雅也への注目を高める理由となっているようだ。さらにもう1人の候補として今季9得点4アシストをマークしている、24歳ロビン・ハックの名前も同メディアはあげている。

1. FCケルン 1. FCケルンの最新ニュース