2022/07/09
ルカ・ヨヴィッチ、レアルからフィオレンティーナに移籍
これまで長きに渡り続いたレアル・マドリードとの粘り強い交渉の後、フィオレンティーナは遂に、ルカ・ヨヴィッチの獲得を発表した。セルビア代表として25試合に出場し9得点をマークしている24歳のストライカーは、今回延長オプションが付随した2年契約を締結。さらに次回移籍時の半分の移籍金がレアル側に渡る形になるという。
一方で今回の獲得で果たしてフィオレンティーナが、いったいどれほどの移籍金を支払うことになるかは不明のままだが、ただ1つ言えることは2019年にアイントラハト・フランクフルトから獲得した時に投じた移籍金、6000万ユーロには遠く及ばない金額だということ。そこではブンデス75試合に出場して36得点をマークした同選手だったが、レアル移籍以降はその期待に応えることはできず、カリム・ベンゼマの後塵を拝する形で45試合のみ、そのほとんどが途中からというものだった。
ただしそんな中でヨヴィッチはラ・リーガを二度、スーパーカップも2度、さらに最近ではチャンピオンズリーグ優勝を果たす経験もしており、この豊富な経験を新シーズンではヨーロッパカンファレンスリーグで戦うことになるフィオレンティーナにもたらしたい。特にフィオレンティーナでは今冬、ユベントスにヴラホヴィッチが移籍。その穴埋め役としての期待もかかるところだ。ちなみに同クラブではニコラ・ミレンコヴィッチ、アレクサ・テルジッチ、そしてマティヤ・ナスタシッチと、ヨヴィッチを加え4人のセルビア人選手が在籍している。
さらにピエルルイジ・ゴッリーニをレンタル
さらにACフィオレンティーナでは、この夏の更なる新戦力も発表。レンタルにてピエルルイジ・ゴッリーニをトスカーナ州に迎え入れた。ユース時代ではフィオレンティーナでプレーした経験をもつ、27歳のイタリア代表GKは、アタランタ・ベルガモから1年間の期限付きにて加入。さらに買取オプションも付随しているようだ。