2023/07/22

レアルがシステム変更?アンチェロッティ監督「新しいことにトライしたい」

©︎IMAGO/ZUMA Wire

 レアル・マドリードでは常にゴールを量産するフォワードが存在した。長らくクリスチアーノ・ロナウドがその任務を務め、そしてその後はカリム・ベンゼマが受け継いだものの、いまは両選手ともに中東の地でプレー。一方のレアル・マドリードではベンゼマの後釜としてホセルを迎え入れているが、ただシュトゥットガルト生まれのストライカーは昨季スペイン2部に降格したチームにあってリーグ戦34試合に出場し16得点をマークするなど健在ぶりをアピールするも、それでもバックアップ要員をみることができよう。

 米国遠征中のカルロ・アンチェロッティ監督は「ホセルの加入でウィークポイントだった空中戦が強化された」との見方を示し、そのほかの補強についても「非常に満足している」と強調。たとえば左サイドバックではフアン・ガルシアやブラヒム・ディアス、「我々にないものをもたらしてくれる」ジュード・ベリンガムや、「非常に才能ある若手選手でファンの心も掴むことだろう」アルダ・ギュレルを加えた。これにキリアン・エムバペも?「レアルにいない選手のことは口にしないよ」と指揮官。

 複数のスペインメディアではこれまでレアルでは4−3−3システムを好んで採用してきたが、将来的には4−3−1−2shシウテムを採用する可能性を以前から報道。そうなれば例えばベリンガムに新たな選択肢が生まれることにもなる。実際にそれはアンチェロッティ監督自身も案に示唆しており、「チームは良くなっていると感じし、何か新しいことにトライしていきたい。仮にそれがうまくいなければ、以前に多くの成功を収めている古いシステムを使うことになるだろう」と語った。

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