2023/07/30
米国での”クラシコ”はバルサに軍配、レアル不運も指揮官「こういう事もある」

©︎IMAGO/ZUMA Wire
米国テキサス州にて行われたレアル・マドリードとのテストマッチにて、FCバルセロナはウスマン・デンベレの気迫のこもったゴールや、相手シュートがバーに5回直撃するなど運も左右する形で、最終的にはフェルミン・ロペス(85分)とフェラン・トーレス(90分+1)が加点し、3−0で今季最初の”クラシコ”での勝利をおさめた。
82,026人の観客が詰めかけたアーリントンのダラス・カウボーイズ・スタジアムでは、バルサでは元ドルトムントでマンチェスター・シティから加入したギュンドアンが、一方でレアルではこの夏にドルトムントから加入したベリンガムが、それぞれ中盤で先発。ただ前者は途中で負傷交代を余儀なくされている。
この試合で最初にチャンスを掴んだのはロメウで、前半4分に16mの距離から強烈なボレーシュートを放つも、クロスバーを直撃。それからデンベレが先制点を決めたが、その後レアル側には幾度となく同点とする決定機が訪れるも、ヴィニシウスのPK失敗はじめ無得点。後半からクロースやモドリッチを投入するも、なかなかゴールネットを揺らすことはできなかった。
ただそれでもアンチェロッティ監督は、試合後「ボールの有無に関わらず、いいプレーを見せてくれていたと思うよ」と評価。「プレスはよかったし、得点チャンスもうまくつくっていたし、精力的にプレーしていたね。結果は残念だが、ただポジティブな部分に目を向けていきたい。ポストに5回も阻まれるというのもおかしな気分だが、そういうこともあるさ」と言葉を続けている。
【結果:バルセロナ3−0(1−0)レアル】得点:デンベレ(15)、フェルミン(85)、フェラン・トレス(90+1)
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— FC Barcelona (@FCBarcelona) July 30, 2023