2023/08/16

バイエルンより「決断は容易だった」ケパ、レンタル後のレアル残留にも意欲

©︎Getty Images

 この夏の移籍市場ではトップゴールキーパーが目まぐるしく新天地へと飛び立っており、月曜日にはチェルシーFCからケパが、レアル・マドリードに入団することが正式に発表された。これはティボー・クルトワが練習中に十字靭帯を断裂したことによるものであり、バイエルンとの移籍交渉も進めていた同選手は「確かに他クラブからのオファーもあったのだけど、でもこのオプションを聞いた時には一気に、容易に決断へと至ることができたね」とコメント。「数日前に練習後コンタクトがあったんだ。最初にこのことを伝えたのは妻で、とても喜んでいたよ」と振り返っている。

 その一方で「クルトワとも話をしているし、彼は負傷というサッカー選手として最悪の時期を過ごしているんだ。とにかく完全回復と早い復帰を願っているよ」ともコメント。背番号は「1番と13番をクルトワとルニンが選択していたので、僕は25番を選んだ。僕は自分自身の道を切り開き、自分の名声を高めるためにここにいる」と述べ、あらためてチェルシー時代を経て「僕は成熟したしキャリア絶頂期にある。この挑戦に立ち向かう準備ができてるしその努力は決して怠らない」と宣言して、1年のレンタル後の残留にも「時間はあるし、これからみていく。活躍でそのまま残留できるといいね」と意気込みも見せていた。

 ちなみにバイエルンではトゥヘル監督が次期GKに求める選手像として、トップGKであり年末ごろノイアー復帰からバックアップも受け入れられる内面性も求めていたが、果たしてレアルではノイアーと比べシーズンの終盤となるであろうクルトワの復帰後について、どのようなプランを描いているのか。それは現時点ではまだ定かではない。

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