今季はレアルのバックアップ？トニ・クロースは笑顔で応酬

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　果たしてトニ・クロースはこの夏をもってレアル・マドリードを去るのか・・・？その疑問が長く浮上するなかで、最終的にはさらに１年間延長する形で合意した元ドイツ代表ＭＦではあったものの、しかしながらそのシーズンの出だしを見る限りは思惑とは異なる状況にあるようだ。今季アンチェロッティ監督が好んで採用するであろう４−１−２−１−２システムでは、多くの中盤の選手にその出場機会があるなかで背番号８の姿はラ・リーガ開幕戦の先発メンバーになかったのである。底の位置にチュメアニ、その前でカマヴィンガとバルベルデ、そしてトップ下にベリンガムが入り、ヴィニシウスとジュニオールが２トップを形成する。

　最終的にはこの試合の７０分に登場したベテランは、今季からはもはやバックアップとしてチームを支えていくということなのだろうか？弟で元ブンデスリーガーのフェリックス・クロースと配信中のポッドキャスト、”Einfach mal Luppen “では弟が冗談まじりにアンチェロッティ監督の解任を要求し、トニも冗談でこれに乗ったがそれから改めて真剣な口調に戻り、あくまで３８歳のモドリッチとともにプレータイムはその年齢に応じたもので、その結果で次世代が主力を担っていく可能性を指摘。ただ選手層の厚いクラブではローテーションも珍しくなく、必ずしも定位置陥落を意味するものとも限らないとの見解と定位置争いへの意欲を示した。