ガブリ・ベイガのサウジ行き報道に、クロース困惑「なんてこと」

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　移籍専門家ファブリツィオ・ロマーノ氏がセルタ・デ・ビーゴに所属する期待の若手選手、ガブリ・ベイガがサウジのアル・アハリ移籍確定の一報を伝えた際、レアル・マドリードのトニ・クロースは「なんてことだ」との困惑を投稿への返信で見せた。先日の自身のポッドキャストの中で元ドイツ代表は、「もしもクリスチアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマのように、もう全てを獲得してしまって、キャリアの終盤にそこにいくことは別にいいと思う」としつつ、「もしもトップクオリティをもった２６、２７、２８歳の欧州の選手が、先人が成し遂げたことを自分にもまだやれるチャンスがあって」、それでも金銭目的のためにそちらに渡るということは理解に苦しむようだ。

　ベイガはスペインが最もその将来を嘱望する若手選手の１人であり、昨季はラ・リーガで１１得点をマーク。その活躍からここのところはむしろ、イタリア王者ナポリへの移籍の可能ウェイが取り沙汰されていたが「お金のためだけに、追求への道を減らしてしまう。その考えは僕にはあまり好きではないよ。多くの若手選手にとってこれは悪い例になるものだと思うよ、お金がモチベーションだなんてね」とクロース。ただその一方でクリスチアーノ・ロナウドは「唯一、まだ機能しているのはプレミアリーグくらい」でそれでもすでにトッププレーヤーたちの流出ははじまっていることを指摘、逆に欧州からはスタープレーヤーたちが「１年後にはさらに多くサウジアラビアにやってくるだろう」との予想を述べていた。