2023/08/26
ベリンガムが3連続弾でレアル3連勝も、ヴィニシウスは大腿の問題で交代

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連勝で迎えたラ・リーガ3戦目にして早くも、レアル・マドリードに暗雲が立ち込めていた。セルタ・デ・ビーゴとの一戦では互いに無得点のまま終盤へと推移。しかしそこで事態を打開したのはまだしても、イングランドからこの夏やってきた20歳ジュード・ベリンガムだった。ボールに向かって果敢に飛び込み、ライン際で制圧して、最後はダイビングヘッド。苦労の末になんとか勝ち点3を確保した。
この試合でカルロ・アンチェロッティ監督は、ケパのレアルデビュー戦となったUDアルメリア戦にて活躍をみせた、カマヴィンガをトニ・クロースに代えて投入。しかし立ち上がりで苦労し僅か3分にはストランド・ラーセンのゴールはVARによって救われることに。加えてヴィニシウスが前半18分に大腿の負傷のため交代を余儀なくされると、23分と33分には元バルサのミンゲサ、さらに45分にはバンバが好機を迎えたがゴールの枠を外れ、こちらでもレアルはなんとか難を逃れることに。
それでもあくまで試合を優位に展開していたのはやはりレアル・マドリード、後半立ち上がりにロドリゴが枠外になったがシュートを放つと、その5分後にはバルベルデもこれに続いて攻勢をかけていき、ついにロドリゴは後半68分に相手GKビラーに倒されてPKを獲得。しかしこれは左に蹴った中途半端なシュートでリードを奪う絶好期を逸してしまい、逆にセルタはラーセンが64分と70分に好機を逃すなど動きが見られたが、そこで今回も試合を決めたのが前述のベリンガム。クロースのCKから繋いだボールをダイビングヘッドでネットを揺らしたレアルが、7分間のロスタイムも無事に乗り切り3連勝。勝ち点9で首位を堅持した。

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