2023/12/10
2023/09/21
スペインのキス騒動:スペイン女子代表選手たちがストライキ解除、ひとまず代表戦参加へ

©︎IMAGO/ZUMA Wire
この夏にはシドニーで行われたFIFAワールドカップで優勝を果たすも、その後のルイス・ルビアレス連盟会長のキス騒動に端を発し、選手たちのストライキにまで突入していた、スペイン女子代表。まもなく迎える次の代表戦、ネイションズリーグのスウェーデンとスイス戦に向けては、もしも参加しない場合は罰金や数年間の出禁処分などの可能性も浮上するなど緊迫化をみせていたが、すでにルビアレス会長とビルダ監督を解任していたスペインサッカー連盟が、さらなる改革の可能性についても示唆。
それにより互いの歩み寄りが生まれ、夜遅くまで続いた交渉の末に今回のストライキは2名(マピ・レオンとパトリ・ギジャロ)を除き、回避されたという。これはスペイン・スポーツ局CSDのビクトル・フランコス局長が語ったもので、連盟は選手たちの要求する抜本的な改革を実施するために、CSD、RFEF、選手で構成される合同委員会を設置。これでひとまずはスペインは、パリ五輪出場権もかけたネーションズリーグで、金曜日にスウェーデン、火曜日にスイスと対戦する。