2023/10/02

セルヒオ・ラモスとヤマル、16年ぶり再会でも味わった”ラモスの屈辱”

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 2016年4月12日に、レアル・マドリードがカンプ・ノウに乗り込み、FCバルセロナと対峙した際、クラブのレジェンドであるヨハン・クライフ氏の9日後の試合開催の中で、入場する際に「Merci Johan」と書かれたTシャツを来た子供達と、手を取りセルヒオ・ラモスもクラシコに臨んだのだが、その少年と2023年9月29日にそのバルセロナの選手として、ラモスと対峙。だがそんな感傷に浸るような気持ちには到底、ラモスはなれなかったことだろう。

 古巣セビージャに帰還して臨むバルセロナを相手に、「移籍後初ゴールがバルサ戦で生まれればいいね」と意気込みをみせていた37歳だったのだが、そのヤマルが放ったヘディングシュートが足にあたり不運なオウンゴールに。全く思い描いていたものとは異なる、バルサにもたらした貴重な決勝弾にシャビ監督は「不運だった、彼にとってはあまりに残念なことだろうけど、でも我々にとっては良いことだった」とコメント。特に前述のクラシコでは終了間際に退場処分を受けるなど、ラモスにとってはより苦手意識が芽生えかねない試合となってしまった。

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