2023/10/12

レアルのオテーロ・ラストレス氏「ジダンは29歳、エムバペは25歳で加入する」

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 ホセ・マヌエル オテーロ・ラストレスという名前は、サッカーファンの中でもそこまで馴染みのない名前かもしれない。確かにレアル・マドリードで役員を務める人物ではあるものの、基本的にはあまり表舞台に立つようなことはなく。むしろこれまでは裏方に徹してきた人物だ。しかしながら先日オンラインプラットフォーム「Remontada Blanca」とのインタビューにて、同氏はいつになく饒舌にクラブ事情について口にしており、特に毎年のように移籍が噂されてきたパリ・サンジェルマン所属キリアン・エムバペについての考えを述べている。

 とりわけここ2年間の夏の移籍市場では、レアル・マドリードはエムバペ獲得間近にまで迫っていると報じられていた。しかしながら実際に加熱した2022年とは異なり、2023年夏に関してはこれといった具体的な動きもみせずに見送り。その理由についてオテーロ・ラストレス氏は「契約残り1年で獲得するには、そこで支払わなくてはならなかった金額があまりに高額すぎたのだよ」とコメント。2022年夏前にサプライズでパリSGと締結した契約により、2023年夏での獲得は圧倒的なほどの金額を用意する必要があったようだ。

 ただ逆にいえばレアル側からみればあと1年待てば、そのエムバペを完全に無料という形で獲得することができる。だからこそオテーロ・ラストレス氏はむしろ今後の動向を楽しみにしているところであり、「ジダンはここに29歳のときにきた。エムバペは25歳でやってくることになる。それから長く一緒に過ごす事になるだろうね」と期待。さらに「彼はハーランドよりも、レアルのプレースタイルにマッチしていると思うよ」とも言葉を続けた。「ハーランドの場合、チーム全体が彼に合わせてプレーしないといけないものだからね」

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