2023/10/19

ネグレイラ事件:バルセロナの現会長、ラポルタ氏も起訴へ

©︎IMAGO/Pressinphoto

 「ネレグレイラ事件」に新たな展開がみられた。FCバルセロナのジョアン・ラポルタ会長もまた、審判収賄の罪で起訴されたことが明らかとなっている。この事件は2001年から2018年にかけ、当時スペイン審判委員会CTAの副会長であったホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏が所有する会社に、FCバルセロナが700万ユーロ以上を支払った「組織的汚職」について捜査がなされているもの。

 FCバルセロナ及び元会長のサンドロ・ロセイ氏(2010年7月~2014年1月)、ジョゼップ・マリア・バルトメウ氏(2014年1月~2020年10月)らに続く起訴であり、当初は金銭の支払いは2003年から2010年までとされ、10年という時効が経過していたみなされていたものの、バルセロナ第1予審裁判所のホアキン・アギーレ判事は時効対象外と判断。なおすでに金銭の支払いについては認めているが、ただし買収ではなく選手に審判に対してどう振る舞うかという助言をもらうためだったと強調している。

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