2023/12/08
2023/10/21
W杯優勝戦士バプ・ゴメス、ドーピング検査の結果で2年間の出場停止へ

©︎IMAGO/LaPresse
アレハンドロ・”パブ”・ゴメスに対して、長期間に及ぶ出場資格停止処分がくだされた。これは所属クラブであるACモンツァが明らかとしたものであり、35歳の攻撃的MFは即座に2年間の出場停止処分が科されることになるという。これは2022年10月に検出されたドーピング検査の結果を受けてのものであり、当時はスペイン1部セビージャにてプレーしていた同選手からは、メディアの報道によると医師の相談なく子供咳止めシロップを摂取。その結果で有効成分テルブタリンが検出されたという。
この夏からはかつてアタランタ・ベルガモにて活躍していた地、セリエAへとACモンツァの一員として復帰したばかりだったが、とはいえクラブにとって今回の処分におけるダメージは限定的なものであることもまた事実。これまでアルゼンチン代表として17試合に出場し3得点をマークしてきた同選手は、冬にはカタールワールドも制したものの、ここまでわずか2試合の途中出場のみ。2014年から7年在籍したアタランタではセリエA通算209試合で50得点、セビージャでは2年半で66試合に出場して9得点を記録したが、こちらは決して期待に応えられたわけではなかった。