2023/12/10
2023/11/01
レアル・マドリード、ヴィニシウス・ジュニオールと2027年まで延長

©️IMAGO/Pressinphoto
現在はレアル・マドリードの世代交代を担う、その象徴的な存在として注目を集めているのが、この夏にボルシア・ドルトムントから加入以来、目覚ましい活躍をみせているジュード・ベリンガムだが、しかしながらそれ以外にも注目の選手たちは多く存在する。そのうちの1人がブラジル代表ジュニオール・ヴィニシウスであり、火曜日には来夏までとなっていた契約を2027年まで更新したことも明らかとなった。ただすでにサインはだいぶ前に交わされていたことが報じられており、その発表がクラシコの3日後に行われたに過ぎない。
2017年に当時16歳でレアル・マドリードとの契約を交わした同選手は、2018/19シーズンより加入し、当初からスピード、ドリブルに光るものをみせてはいたものの全体的なビジョン、ゲームインテリジェンス、判断能力という点での課題を残していたが、2021/22シーズンで飛躍の時を迎え、いまや欧州トップクラスのアタッカーとしてチャンピオンズリーグ決勝でのゴールなどすでに記憶に残る活躍もみせているところ。ただ一方で繰り返し人種差別的侮辱を受ける犠牲者にもなっており、また月曜には恵まれない子供たちを支援する団体への社会貢献が評価され「ソクラテス賞」を受賞。今季はここまで10試合で3得点3アシスト、リーグ戦やCLでもそのその存在感を発揮している。