５００万ユーロを求め、バルサが米国ダラスに強行ツアーを実施

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　これはＰＲツアーとしてはまさに、異例の時期であることは間違いない。ＦＣバルセロナはクリスマス直前、つまりリーグ戦アルメリア戦からわずか１日後に、なんと米国ダラスにてクラブ・アメリカとの親善試合を行うのだ。計画自体は以前よりあったが、本来は試合のない週に行われるはずだった。なおクラブに近い関係者筋によれば、今回のツアーによってバルセロナは５００万ユーロの収入を得る事になるという。これは税制面で逼迫しているバルサにとっては喉から手が出るほど欲しい金額だろう。

　ちなみに今年の７月末にもバルセロナは米国ツアーを行なっており、ただそのときにはチームの大部分がウィルス性胃腸炎に感染したため、、7月23日にサンタクララで予定されていたユベントスとの試合は中止。それでも翌週のレアルとのクラシコでは３−０で勝利したため、むしろポジティブな雰囲気で帰途につくことができたが、今回のメキシコリーグ首位のクラブとの一戦では、過密日程と気温、時差、長距離移動など多くの不安要素があるなかで、負傷だけはなんとしても避けていかなくてはならない。