スペイン代表：ガビが前十字靭帯断裂、来夏ユーロ出場さえも危惧

©️IMAGO/Xinhua

　スペインサッカー界はいま悲しみに暮れている。日曜夜に行われたジョージア戦にてガビが負傷、検査の結果で前十字靱帯を断裂していることが明らかとなっており、さらに半月板も損傷。これから手術を受けることが発表された。その後の経過をみて回復時期など詳細について判明するようだが、いずれにしても半年以上の離脱は覚悟しなくてはならず、おそらくはユーロ参加も厳しいだろう。無論今季すでに１５試合に出場して１３試合で先発していたバルセロナのシャビ監督にとっても頭の痛い問題だ。

　交代の際には涙をうかべながらピッチを後にした様子からも、１−１で折り返したハーフタイムではチームの雰囲気は非常に重く、後半５５分に２−１とした際にフェラン・トーレスが、ガビのユニフォームをかざす姿が見受けられており「とにかくできるだけ早期に回復するよう、できるだけの勇気、パワーを彼におくりたいんだ」と試合後にコメント。「ロッカールームはお通夜のようだった。これまでフットボール界で経験した中で最も厳しく、最も苦い瞬間」とデ・ラ・フエンテは語り、ガビは「ショックを受けていた」とも述べている。