2019/10/17

シックの再負傷に苛立つナーゲルスマン監督「チェコサッカー協会の話を聞く」


 ユリアン・ナーゲルスマン監督を迎え臨んでいる今シーズンでは、開幕から好調な滑り出しをみせるも、公式戦3試合連続未勝利の状況が続いているRBライプツィヒ。選手の状況は決して喜ばしいものではなく、今回の代表戦にてパトリック・シックとイーサン・アンパドゥが負傷。イブラヒマ・コナーテはCLリヨン戦で筋損傷を抱え、復帰途中のタイラー・アダムスと、足首を骨折したハネス・ヴォルフもまた欠場を余儀なくされるところだ。
 その一方でケヴィン・カンプルについては、「ほぼ痛みから解放されている」と指揮官。しかしながらまだ週末でのメンバー入りについては名言を避けており、これから代表戦より合流する選手たちと共にVfLヴォルフスブルク戦まで状態を見極めていくことになる。ただ特にナーゲルスマン監督が苛立ちを募らせているのが、前述のパトリック・シックの負傷だ。
 負傷を抱えた状態で加入したシックは、前節のレヴァークーゼンの後半63分より、ようやくデビューを果たしており、ナーゲルスマン監督によれば、「チェコサッカー協会からは、この親善試合では起用しないと言われていた」とのこと。
 にもかからず、「それが守られずに途中で起用され、そして同じ箇所を負傷した。そしてそれもまたテストマッチで負ったものなんだよ」と指摘。「いまだ彼のクオリティを我々は目にする機会を得られていない」と嘆いている。
 今回の北アイルランドとのテストマッチでは、0−3という状況で後半65分よりシックが投入。「もちろんチェコサッカー協会の話を聞く。これがユーロ予選や公式戦とでも言うのならわからなくもないが、しかしテストマッチで0−3という状況なのであれば、彼のような選手に対しては別の決断が下されるべきだったろう」と言葉を続けた。
 

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