2022/11/22

マネ離脱のセネガル、今度はディアロとクヤテが負傷交代

©️IMAGO/Shutterstock

 ワールドカップ初戦直前にセネガル代表では、元ケルンのイスマイル・ヤコブスが出場資格を取得したことが明らかとなった。これはFIFAが開始数時間前になって、ドイツからセネガルへの国政変更を承認したものであり、もともとメディアでは帰化手続きで問題があることから実現できない可能性を指摘していたものの、それでもサディオ・マネ離脱にも関わらずシセ監督が、敢えてアタッカーではなくアンデルレヒトの左SBムサ・ンダイェを指名した背景には、ヤコブス帰化への期待感もあったということなのだろう。

 ちなみにテストマッチではすでにプレーしていたが、この日の公式戦でのデビューは先発では果たせなかったものの、1時間を過ぎたあたりから緊急投入。RBライプツィヒのアブドゥ・ディアロが大腿をおさえて地面に倒れ込んでいたためであり、さらにセネガル代表ではその8分後にも、今度はシェイフ・クヤテが負傷により交代を余儀なくされてしまった。ジャンプ後に苦痛で顔を歪めたベテランMFは、自力でピッチを離れることさえできず担架で運び出されている。まだ正確な診断結果は出されていないものの、もしもディアロとクヤテの離脱となれば、この日0−2で敗れたセネガル代表にとっては更なる大きな打撃だ。

 特に試合後にシセ監督は「結果は内容を伴ってはいない」と語ったように、勝利したオランダのルイ・ファン・ハール監督も、勝因として「決定力」の差を指摘。「5度ほどのチャンス」の中で「後半では1度のチャンスしかなかったが、それでも2点を取れた」と喜びを見せた。実際にセネガルのGKメンディが犯した明らかなミスがなければ、試合はどうなっていたかはわからない。「内容的には勝利に見合っていた」ものの、「決してうちにとって良い試合だったとはいえないがね」とファン・ハール監督。それでも「とにかく重要」と話していた初戦を制して、公式戦15戦無敗継続で安堵をつくことはできた。

 特にこの試合で代表デビューを先発で果たした、GKアンドリース・ノペルトは期待に応える活躍をみせたことも大きい。ブライ・ディアやイドリッサ・ゲイェ、そして最後にはパパ・ゲイェも防いで同点となる危機を救い、203cmと今大会最高身長のGKについて、ファン・ダイクは「彼は本物のフリジア人だ」と称え、「人間的にも高く評価している。地味だけど、すごくダイレクトで、本当に僕好みの若者だね」と述べ、そして改めて「世界の頂点に立ちたい」と、金色のトロフィーを手にすることを目標に掲げた。「その野望がなければ、この場にいるべきではない」

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