2023/02/25
ライプツィヒ:復帰直後のエンクンクに警鐘、クロスターマンは欠場の恐れ

©︎IMAGO/Laci Perenyi
チャンピオンズリーグ16強1stレグのマンチェスター・シティー戦を前にして、マルコ・ローゼ監督はクリストファー・エンクンクについて、「決してリスクをおかすようなことはしない」と明言していた。今冬に開催されたカタール・ワールドカップにて、フランス代表での練習中に負傷。それから長期離脱を余儀なくされていたストライカーは、前節のVfLヴォルフスブルク戦にて復帰を果たしたが、その後に筋肉系の問題を抱えてていたことを一時期間は明かしていたのだ。
だが最終的に今回のマンチェスター・シティ戦では、そのヴォルフスブルク戦での出場よりも長い時間でプレー。それでもローゼ監督は軽くみているような印象は与えないように、慎重に言葉を選びながら「確かにリスクはあるんだ」と強調している。「ただリスクというのは日常生活に潜んでいるものだよ。例えばトイレでスリッパをはかなくてはいけないようにね」
それだけではない。長期離脱明けでのプレーが続いたことにより、エンクンクの体が示す反応についても見極めていく必要がある。フランクフルト戦でも引き続き、ジョーカーとしての起用になることを明かした指揮官は「このまま無事に経過していくことを願っているよ。今はまた回復に時間をかけて、それから様子をみていくつもりだ」ただしマンチェスター・シティ戦にて先発するも、途中ヘンリクスとの交代を余儀なくされていたルーカス・クロスターマンについては、今回のフランクフルト戦では欠場の可能性があるようだ。
ローゼ監督「そういうデータに意味はない」
なお今回相手フランクフルトに対しては、ライプツィヒはこれまでホームで敗戦を喫したことがないが、「この前のウニオン戦では、私の対戦成績が良いことが語られていたが、蓋を開けてみたらコレだ」とローゼ監督。最終亭には1−2で敗戦を喫しており、あらためてこの手のデータは今回の試合になんら影響を及ぼさないことを示している。「フランクフルトのカウンターに必死に対抗しなくては。ただ彼らの戦いについていくつもりもない。無失点に抑えて、ワンパンチできればというアプローチにはならないよ」