2023/04/28
ラングニック監督が、ナーゲルスマン監督にトッテナム移籍を提言する理由

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新シーズンに向けてトッテナム・ホットスパーのクラブ首脳陣たちは、来シーズンに向けた後任監督人事に追われており、そこには先日にチェルシーへの就任が破談になったとされる元バイエルン指揮官、ユリアン・ナーゲルスマン監督の名前も浮上しているところ。そんな中で昨年にマンチェスター・ユナイテッドで監督を務め、またライプツィヒ時代ではSDとしてナーゲルスマン監督と共に仕事をした経験ももつ、オーストリア代表ラルフ・ラングニック監督が「トッテナムは様々な点でエキサイティングだと思うね」と、スカイに対して語った。
「まず彼らは世界で最も近代的で美しいスタジアムの1つをもち、また最高レベルのトレーニングセンターも持ってる」と述べ、さらに「ダニエル・レヴィ会長はそんなにお金を使うタイプではなく、しっかりと見極める人物であり、長年スパーズに従事してサッカービジネスにも精通しているよ。そして自分を必ずしもカメラの前で主役に置こうとは思わない人物だ」と評価。加えてチームとしても「改善の余地は多い。ただ上位トップ3が期待されるクラブというわけではなく、それでいてうまくいけばそこまでも可能な力はある。」とも説明。
事実それは前任のポチェッティーノ監督が示したことであり、それらはナーゲルスマン監督にとって好材料との見方を示している。加えて「ロンドンでの生活は、どの監督にとってもクオリティの高いものだよ」とも指摘したが、ただただ問題はチームにおける改善点だけでなく、ファビオ・パラティッチSDがユベントスの金銭問題への関与から解任となったために、果たしてナーゲルスマン監督の頼れる後ろ盾を迎え入れることができるのかは「重要なポイントとなるだろう」と、元ライプツィヒのSD。 なおポチェッティーノ監督については同じくロンドン、前述のチェルシーへの移籍の可能性が取り沙汰されているところだ。