フランクフルトとのドイツ杯決勝、ヨシュコ・バルディオルが出場停止に

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　ドイツ杯準決勝ＳＣフライブルク戦において、退場処分を受けたヨシュコ・バルディオルに対して、ドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は、ドイツ杯における２試合の出場停止処分とする判断を下した。この試合でＲＢライプツィヒは５−１とフライブルクを圧倒して勝利を掴んでいたものの、４−０で迎えた後半５８分に相手ＦＷサライの右肩をつかんで転倒させたために、明確な得点チャンスを妨害したとして一発退場。ローゼ監督も「あのレッドカードはしょうがない」と肩を落とした。

　これにより６月３日に行われるアイントラハト・フランクフルトとのドイツ杯決勝では、連覇を狙うＲＢライプツィヒは守備の要を欠いて臨むだけでなく、来年のドイツ杯においてももう１試合出場停止ということに。すでに選手とクラブ側が同意を示したことから、処分は確定済みとなった。一方でライプツィヒに朗報も届いており、手根骨の負傷以来初めてザヴェル・シュラーガーが、木曜日からチーム練習でフルメニューを初めてこなす姿が見受けられている。

フライブルク、「行き過ぎた行為を犯した」ファンに出禁処分

　なおその準決勝にて後半７０分過ぎに、ピッチ脇でウォーミングアップしていたアンドレ・シルバに対して、フライブルクの観客席から２ユーロコインが投じられて頭を直撃。何人かのファンがフェンスを乗り越えるも、警備員によって押し戻される姿も見受けられており、木曜日にはフライブルクではスタジアム出禁処分を下すなど、「行き過ぎた行為」に断固とした姿勢をとることを発表。「ここのところピッチへの投棄行為はドイツ全土で増加傾向にある」と述べ、ファン１人１人に安全な試合運営への理解と協力を強く訴えた。なおシルバについては試合後に、ローゼ監督は大したことはないと説明していた。