2023/05/23
ライプツィヒ、ローゼ監督と延長目指すも「例外条項なしの短期契約で」

©️IMAGO/RHR photo
バイエルン・ミュンヘン戦での劇的な勝利、そしてチャンピオンズリーグ出場権確保から数日が経ち、RBライプツィヒのマルコ・ローゼ監督は、2024年までとなっている同クラブとの契約延長について「ライプツィヒで幸せに過ごしているし、ぜひ留まりたいとおも思っているよ。だから長期的なプランについて話し合うことになると思うね」との考えを示した。
昨年9月はじめにドメニコ・テデスコ監督の後を受け就任、リーグ戦ではチャンピオンズリーグ出場権獲得、ドイツ杯では連覇を狙い決勝進出、チャンピオンズリーグではGL突破を果たすなど結果を残してきた、地元ライプツィヒ出身の指揮官について、エベールSDも「当然ながら我々としても延長しようと思う。まさに彼はこのクラブにとって適役だからね。出身という点においてもスタイルという点においても。」とコメント。
ただ一部メディアではもうまくなく実現するのでは?との見方もなされていたが、このことについては否定しており、これから迎えるブンデスリーガ最終節と、その後に迎えるドイツ杯決勝を終えた後「落ち着いて話し合いをして、そこで最終的な結論をみつけられればと思う」と否定。
ただしかつてグラードバッハ時代にザルツブルクから同氏を招聘した際には、ローゼ監督は例外条項を行使してドルトムントに移籍した背景があるが、今回エベールSDは延長の前提として例外条項が付随しないことをあげつつ、またそれと同時に長期契約も時代にそぐわないとの見方を示した。
ダニ・オルモとの契約更新は?
選手の側で注目を集める1人が、契約を来季まで残し例外条項も付随する、ダニ・オルモ。移籍先候補として母国のバルサの名前が指摘される中、果たしてライプツィヒ側から提示された延長オファーにどのような反応を示すのか。エベールSDは自信をのぞかせるが、果たして?
アンドレ・シルバは売却候補
2年目で期待を裏切ったアンドレ・シルバは売却候補とされ、母国ポルトガルの『ア・ボラ』によると、ベンフィカ・リスボンが獲得に興味を示しているという。点取り屋ラモスの穴埋めとして、かつて2300万ユーロでフランクフルトから迎え入れたシルバ(契約は2026年まで)に白羽の矢が立つ可能性がある模様。なおシルバは2011年から2017年までの6年間、FCポルトでプレーしていた。
ディアロはレンタル終了の流れ
一方でパリ・サンジェルマンからレンタルで加入中のアブドゥ・ディアロに関しては、このままレンタル契約を終了する見通しとなっており、確かに信頼できる存在としての活躍もみせてはいたものの、左利きのフランス人ディフェンダーはあまりに負傷離脱が多すぎた。