2023/08/05
DF史上世界最高額:バルディオルがマンチェスター・シティに移籍

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ジャック・グリーリッシュとの契約から2年、再びマンチェスター・シティは1億ユーロの大台を超える戦力補強を行った。既報通り土曜午前にRBライプツィヒから、ヨシュコ・バルディオル獲得を正式に発表しており、ハリー・マグワイアを超える世界最高額で移籍するディフェンダーとなった21歳は、新天地とは2028年までの契約を結んだ。なお基本金は9000万ユーロ以上ながら、成果に応じたボーナスによって1億ユーロを超える仕組みとなっている。
クロアチア代表センターバックは、「いつかイングランドでプレーすることを夢見ていた。だから僕にとってマンチェスター・シティでプレーできることは、とても光栄なことだよ。家族にとっても特別なことだし、グアルディオラ監督と一緒に仕事ができるというのも素晴らしいね。まだまだ僕はこれからの選手だけど、でも最高の監督の下で自分がこれから成長していけるという確信ももてている」と意気込みをみせた。これからスター軍団の中でもまれることになるが、2017年に移籍金6500万ユーロで加入するも最近出場機会の少ない、アイメリック・ラポルテの後釜となる可能性もある。
2020年にディナモ・ザグレブから移籍金1800万ユーロで加入したレフティは、当初は引き続きクロアチアで実践経験を積むためにそのままレンタルという形で残留。そしてダヨ・ウパメカノのバイエルン移籍に合わせて2021年よりライプツィヒ入りしており、それからは目覚ましい活躍を披露(89試合で5得点3アシスト)。昨冬にカタールで開催されたワールドカップでも、クロアチア代表の飛躍を背後から支えて3位、自身もベストイレブンに選出されるパフォーマンスをみせた。
ただ一方のライプツィヒはクラブ14年の歴史において、最大の主力退団という大きな危機に直面しているところ。確かにエンクンク(チェルシー:6000万ユーロ)、ソボスライ(リヴァプール:7000万ユーロ)、バルディオル(マンチェスターC:9000万ユーロ)と3度もクラブ史上最高額となる移籍金をプレミアリーグから受け取った一方で、ライマー(バイエルン)とハルステンベルク(ハノーファー)も退団。センターバックに関してはすでにエル・シャダイル・ビチャブを獲得してはいるものの、さらにオリンピック・リヨンのカステロ・ルケバの獲得についても指摘されている。
Josko Gvardiol signs for City! 🩵 pic.twitter.com/MN6euvK0y0
— Manchester City (@ManCity) August 5, 2023