2023/08/12
ライプツィヒ:バルディオルの後継者、カステロ・ルケバ獲得を発表

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先日にディフェンダー史上最高額でマンチェスター・シティに移籍した、ヨシュコ・バルディオルの穴埋めとしてRBライプツィヒは、希望通りオリンピック・リヨンからカステロ・ルケバの獲得を発表した。移籍金額についてはライプツィヒ側は沈黙したが、リヨンによれば成果によって3400万ユーロとなる可能性があり、次回移籍時の移籍金2割分も確保。ただそれでも退団を惜しむ一方で、ルケバ自身はライプツィヒ移籍を希望し来夏までの契約延長に断りを入れた背景もあった。
なおすでに仏紙レ・キップでは6月末からその関心を伝え、またキッカーの情報では先週水曜に現地入りしてエベール競技部門取締役が交渉にあたるなど、長期化をみせた今回の交渉だったがなんとか開幕前に合意にこぎつけることに成功。「これもつきものではあるし、準備期間に組み込めればなおよしだったが、開幕前には間に合ったね」と語ったエベール氏は、「まさに希望していたCBを獲得できた。20歳だがすでに成長も遂げており、欧州でもトップクラスの期待のディフェンダーだ」と評価。さらに「左利きで、3バックや4バックの左側でもプレー可能だよ」と戦術面における柔軟性についても指摘する。
バルディオルより1歳若い20歳は、生まれたリヨンで2001年より在籍し、これまでヨーロッパリーグ6試合に出場。昨季は34試合(うち33試合はフル出場)するなどプロとしての飛躍も遂げており、今夏のU21欧州選手権ではフランス代表として出場。ただ準々決勝ウクライナ代表戦では1−3と辛酸を嘗めたが、これから新天地に向け「移籍がうまくいってうれしい。施設や街、若手中心のチームなどを、これは僕にとって絶対に正しい選択だと思う。ライプツィヒ独特のサッカー観と、その継続的かつ野心的な歩みから、若手選手として最高のレベルで素晴らしい成長を続けられると思うんだ」と意気込んだ。
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Bald mehr davon in unserem Trikot 🤩#Lukeba #WirSindLeipzig 🔴⚪️ pic.twitter.com/0eNJdWrkE6
— RB Leipzig (@RBLeipzig) August 11, 2023