2023/08/29
ライプツィヒ、フランクフルトからクリストファー・レンツ獲得か

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RBライプツィヒではこの夏の最後の補強として、アイントラハト・フランクフルトからクリストファー・レンツを迎え入れることでフィニッシュする見込みだ。これはスカイが報じたものでキッカーでも確認をとった。契約最終年度にあるベルリン生まれの左サイドバックには、ドイツ代表ダヴィド・ラウムのバックアッパーとして移籍起因150〜200万ユーロほどが投じられる見込み。たが確かに本来であれば28歳という年齢はこれまでのライプツィヒが掲げる若手育成のスローガンとは異なるもの。
ただ昨冬に就任したマックス・エベール競技部門取締役は以前より、若手選手だけをあつめるという原則からは外れる考えを強調。古参のハルステンベルクが故郷ハノーファーに戻ったことを受け、若手を獲得してラウムの独壇場を築くのではなく、ベテランの穴埋めを期待しており、ローゼ監督は 「守備面で長けており、このチームのサッカーにもフィットした、必要に応じてCBとしてもプレー可能なサイドの補強を目指している。ダヴィドよりもディフェンシブなディフェンダーをね」と語っていた。
ライプツィヒ:モリバとクラークの移籍先を見出せず
このまま獲得成立となればライプツィヒでは今夏10人目となる戦力補強を敢行することになるのだが、その一方でケイデン・クラークと共に、イライクス・モリバの売却先はいまだ見出せない状況が続いているところ。2021年に18歳のときにバルセロナから移籍金、1600万ユーロと高額なサラリーを含む5年契約で獲得していたギニア代表MFだが、その判断が誤りであったことはわずか半年後のレンタルでも明らかなことであり、その移籍先となったバレンシアでの1年半も活躍はできずに買い取りオプション行使が見送られている。