ライプツィヒ：バイエルンに移籍？噂を払拭しなかったエベール氏が電撃解任！！

©️IMAGO/Sven Simon

　バイエルン・ミュンヘンとの注目の対決の前日となり、ＲＢライプツィヒから驚きの発表がなされた。マックス・エベール競技部門取締役が即時解任となることが、金曜夕方にクラブ公式にて正式に発表。その理由として「クラブに対して、十分に打ち込む姿勢をみせていなかったために決断した」との説明がなされている。「これはチーム再建におけるプロセスや、チームのこれまでの成績などとは、一切関係のないことです」

　２０２２年１２月１５日に２０２６年までの契約で加入したばかりのエベール氏だったのだが、最近では近くバイエルン・ミュンヘンに移籍するのではないか？との憶測が流れており、これに対してエベール氏も明確なスタンスでＲＢライプツィヒへのコミットを表明せずに、「私はライプツィヒと契約を締結しており、今はとにかく僕のことではなくてブンデスリーガの上位対決、ライプツィヒvsバイエルン戦のことdsろう。土曜日のバイエルン戦ではこれまでのパフォーマンスを発揮し、ホームでぜひ勝利をおさめたい」と述べるにとどまっていた。

　バイエルンではこの夏にオリヴァー・カーン代表とハサン・サリハミジッチ競技部門取締役が解任となっており、エベール氏はこれまでに幾度となくバイエルンの候補として浮上。ただ当時ばチームの大幅な再建の真っ只中にあったため、ひとまずエベール氏の問題は脇に置かれていたものの、将来的にはこれまでエベール氏の右腕を務めてきたルーヴェン・シュレーダーＳＤが、競技部門取締役へと昇格する。

　この夏には１０人の新戦力を獲得し、そしてその多くがさっそくチームの主力となるなど、クラブ史上最高額となる売却という難局を乗り超えてチームの安定化に貢献したエベール氏に対し、クラブ側は改めて「マックスのこれまでの取り組みに感謝すると共に、今後のご活躍をお祈りしております」との言葉で結んだ。