2023/10/07

ライプツィヒ、主将であり守備の要ヴィリ・オルバンと延長

©︎IMAGO/Picture Point LE

 既報通りRBライプツィヒは、主将ヴィリ・オルバンとの契約を2027年まで更新したことを発表した。2015年夏に例外条項を行使する形で200万ユーロにてカイザースラウテルンから加入した同選手は、即座に守備の要として頭角を表すとその1年後にブンデスリーガへと昇格。これまで公式戦通算292試合に出場しており、これはポウルセン(368)とフォルスベリ(312)に続く、クラブ歴代3位の記録。ユース代表としてはドイツでプレーしていたが、最終的に父親の祖国ハンガリーを選択してのべ42試合でプレー。ただ先月の参加中におった外側即副靭帯損傷からの回復をめざし、現在はライプツィヒでリハビリに励む日々を過ごしているところだ。

 シュレーダーSDは「ヴィリは模範的なプロであり、トップアスリート。いかなる逆風にも自らの姿勢を貫き通し、さらなる向上に向けて新たな方法を模索し続ける選手だ。その点で多くの若手選手達のまさに模範と言えるだろう。卓越した選手であるとともに人格者でもある」と評価。一方のオルバンは「やるべきことはまだまだある。自宅のトロフィーを置く棚には、まだまだ空きスペースがあるよ」と述べ、「ライプツィヒの皆がいつか、ブンデスを制したいという大きな夢をもっている。きっとそれを達成できると思うし、それが今回(2025年まで残されていた契約を)更新した理由の1つなんだ」お説明した。ちなみにライプツィヒではルーカス・クロスターマンとケヴィン・カンプルが契約最終年度にあり、前者とはまだ話し合いは行われていないが、後者とは間も無く延長する可能性が高いだろう。

ローゼ監督、ナーゲルスマン監督の判断を賞賛

 その一方でこの日は元ライプツィヒ指揮官で、ドイツ代表に新たに就任したユリアン・ナーゲルスマン監督が、はじめて代表メンバー26名を発表。ただそこにはライプツィヒからは1名しか選出されなかったが、マルコ・ローゼ監督は会見の席にて「ヘンリクスが負傷していなければ確実によばれていただろう」と強調し、そして代表復帰となったダヴィド・ラウムについては「理解できる選出だろう。いま彼は、私が期待していたもの、そしておそらく彼自身も期待していたものを、また見せられるようになっている。そのパフォーマンスがこのような形で評価されることは、非常に喜ばしいことだ」とナーゲルスマン監督の判断を賞賛した。

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