2019/01/05

レヴァークーゼンのボシュ新監督が就任会見「まだ終われない」

提供:kicker.tv

 新たにバイヤー・レヴァークーゼンの指揮官に就任したのは、決してブンデスリーガにおいて聞きなれない名前ではない。ベーター・ボシュ。昨季の前半戦では、80km離れたボルシア・ドルトムントにて、監督を務めていた人物だ。
「1年ぶりの仕事復帰を、特にそれをバイヤー・レヴァークーゼンというクラブででできたことをとても嬉しく思っているよ」と同監督はコメント。「とても興味深い選手がそろった、とても良いチームだと思う。ピッチに立つのが、今から待ちきれない気分だよ。」と意欲を見せた。
 ハイコ・ヘアリヒ氏の後を受けるボシュ氏。そのタスクは明確だ。再び上位争いを演じることにある。ドルトムントでのミッションはわずか半年で幕を閉じたが、しかしすでに気持ちは切り替えているところだ。
 「ドルトムントでおかしたミスは、ここでは繰り返さないよ」と笑顔をみせたボシュ氏は、「確かにミスをおかした。私も人間だし、ミスをしない人間はいない」と言葉を続け、「重要なことは、ミスから学ぶということ。それが「経験」だ。」と強調。「どうしてもブンデスに戻って来たかった。まだ終われない。あまりに短すぎた。本来のペーター・ボシュを見せるには。」と意気込んでいる。
 昨シーズン前にも同氏の招聘に動いていたレヴァークーゼン。2度目のトライでは実を結び、後半戦から指揮を委ねることになった。だが今季はここまで、レヴァークーゼンは期待値を下回る展開となっている。
 「全試合で勝利などできないし現実的であるべきだ。ただあまり時間はないが、良いチームだし常に勝利を目指し、タフに取り組んでいく。このクラブでは最終的には、欧州進出が目標という事になるよ。」とボシュ監督は語った。
 

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