2019/01/19
レヴァークーゼンの新たなボス、オランダ人指揮官ペーター・ボシュ

レヴァークーゼンの新たなボスとなった、ペーター・ボシュ。これから就任以降最初となる公式戦を迎えることになるが、心機一転前向きさをもって臨んでいるところだ。
「話し合いを行った当初からレヴァークーゼンは、攻撃的に支配していく魅力的なサッカーを目指しており、だからこそ私に白羽の矢が立った。ただ私のタスクというのは、選手へのケアという部分もあり、また戦術も練っていかなくてはならない」とコメント。
願わくばその戦術によって前半戦を払拭し、本来のポテンシャルの発揮につながってもらいたいところだ。ボシュ監督が掲げるサッカーは野心的であり、かつ選手たちに多くのものを求めるものでもあるが、指揮官自身はレヴァークーゼンにはその伸び代があると考えている。
「まだ時期尚早だし、サッカーについては理解している。カップル成立したばかりなのだから、いまはいいことばかりが目につくよ。ただこれから数試合で失望を感じる選手も出てくるだろう。先発じゃないからとか、メンバー外だからとか。結果に不満ということもある。他の要素も絡んでくることなんだ。ただこの1週間に関しては素晴らしいものだったよ」
確かにこれまでわずか2週間。そして週末にはグラードバッハとの対決が控えており、レヴァークーゼンとは対照的に非常にポジティブな前半戦を戦ったチームである。「仮にそれで8−0で勝てたとして、それは私の仕事のおかげ、なんてことはあり得ないよ。選手に賛辞が送られるものだ。わずか2週間で全てを教え込めるものではないのだし」と強調。
しばらくの時間の猶予は与えるべきだろう。そして自身の考えを植え付けて成長を促し、上位を伺えるようにしていくこと。それが新たなボス、ペーター・ボシュに科せられたタスクだ。