2020/02/21
ポルト戦で負傷交代のフォランド、大事には至らず
週末に行われるFCアウグスブルク戦に向けたプレスカンファレンスにて、バイヤー・レヴァークーゼンのペーター・ボシュ監督は、前日のELポルトとの初戦にて、相手主将マルカーノからのファウル後に負傷交代を余儀なくされていた、ケヴィン・フォランドの状況について説明した。
両脇を支えられ、足をひきづりながらピッチを後にしていた同選手だが、「特に何かが折れているとか、そういうことはなかったよ」と指揮官。検査を受けた結果、これといった大きな損傷は見られなかったが、ただ週末の試合での出場に関しては、痛みの引き具合をみながらの判断となる。
そんな中でレヴァークーゼンにとっては、両ウィングの主力であるカリム・ベララビ、そしてムサ・ディアビーが、金曜朝に再び練習参加を果たせたことは朗報だろう。ベララビはここのところ病気を、ディアビーは子供の誕生のために離脱していた。
2度のVAR介入に苛立ち
なお木曜のポルト戦では2−1で先勝を飾ったが、ただいずれのゴールもVARが介入する事態に。これにはファンのみならず選手も苛立ちを見せており、2点目のPKの際に相手GKが早く動いたとして、VAR介入となったカイ・ハヴェルツは、「VAR支持ではあるけど、でも3分間もただ立っているのは良い気分はしないよね」とコメント。
またアラリオの先制点の場面についても同様にVARが介入となったが、ただここではちょっとおかしな場面もあり、まずはレヴァークーゼンの首脳陣がビデオを第4審判員にみせる姿が。それからVARによる判断が下される流れとなったが、ただレヴァークーゼンがみせた動画が判断に影響していないことは、ボシュ監督も認めている。