2020/09/07

レヴァークーゼン、レーヌ=アデレードへの関心を否定


 カイ・ハヴェルツがチェルシーFCへと売却されたことを受け、バイヤー・レヴァークーゼンではそのトップスターが残した損失を、どう穴埋めしていくかが注目ポイントとなっている。だがクラブ首脳陣は決定力に長けたドイツ代表MFを、単純に別の選手で埋める考えはないと明言している。
 「カイの穴を別の1人の選手で埋める必要はない、なぜならそれが必ずしも、うまくいくと保証されているわけではないのだから。」と、ジモン・ロルフェスSDは説明。その上で後釜候補として浮上している、リヨンのジェフ・レーヌ=アデレードについて「彼は候補ではない」と断言した。むしろヘルタ・ベルリンからの関心が寄せられているようだ。
 そしてレヴァークーゼン首脳陣はハヴェルツを失いながらも、新たに創造性をもった選手を加えることなく開幕を迎えようとしている。果たしてその穴埋めを、例えば後半戦から台頭をみせはじめたフロリアン・ヴィルツをはじめ、チーム内での育成によりうまく成功へと導いていけるのか。それはいまのところまだ未知数だ。功を奏さなければまだ別の候補者の名前がでてくることだろうが、その時のレヴァークーゼンの状況は今より遥かに深刻なものとなっていることだろう。
 

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