2022/10/05

ポルト戦にみる、レヴァークーゼン不振の要因と展望

©️imago images/Getty Images

 火曜夜のFCポルト戦もまた、今シーズンのバイヤー・レヴァークーゼンの不振を象徴するかのような戦いぶりを露呈することとなった。特に前半の30分間では明らかに優位に試合を進めながらも、最後のフィニッシュの部分における精度が欠けていたために軌道に乗り切れず、終了間際のPKさえも外す始末。そして後半から熱を帯びてきたポルトがより高い位置からプレスをかけ、アグレッシブに展開してくると、もはやチームはさしたる抵抗もできずに崩れ、そのまま飲み込まれてしまったのだ。しかもポルトは決して欧州の代表的なトップクラブではないにもかかわらず、為す術なく敗戦を喫した後にはさすがにクラブ側からも沈黙が保たれており、もはやジェラルド・セオアネ監督の解任は待ったなしところにまで迫ってしまった。

 特に日曜日にテレビ番組に出演したフェルナンド・カロ代表が、すでに後任人事にも着手していることを明らかにしたように、この試合のみならずレヴァークーゼンは数週間にわたって不振が続いており、その戦いぶりからは一貫性が欠如し不安定で、そして成果をあげることがあまりにもできていない。チーム作りにおいても問題はあり、例えば左サイドバックは永続的なレヴァークーゼンのアキレス腱だ。加えてボランチについてもこの試合、開始30分ではアランギスが順調にプレーしていたが、周囲にスペースが生まれ始めるととたんにペースが崩れて守備的役割を果たせぬ事態に。今夏バウムガルトリンガーが抜けた穴はプレー面のみならず、ヒエラルキーという点でもバランスが崩れており、監督としてチームを指揮をとることが困難な状況にあることもまた確かである。つまりは監督を単純に入れ替えたところで、全ての問題が解決するわけでもないということだ。

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