2022/10/22

シャビ・アロンソ監督、ヴィルツの復帰に慎重な姿勢

©️IMAGO/Nordphoto

 水曜日に頭部に打撲を受けたものの、バイヤー・レヴァークーゼンではミッチェル・バッカーが、引き続き戦列に加わったままだという。さらにもう間も無くして2選手の復帰も見込まれているところであり、半月板手術後のカリム・ベララビと、大腿筋の筋損傷から回復中のエクセキオル・パラシオスについては、「来週にも練習に参加してもらいたいと思っている」と、シャビ・アロンソ監督は語った。

 だが同様に回復中のフロリアン・ヴィルツに関しては、指揮官は慎重な姿勢を崩していない。十字靱帯断裂から部分的ながらチーム練習参加も果たしているが、「しかし彼の場合はもっと進展をみせないと。長期離脱だったからね」と強調。いかに19歳の若武者がチームにとって重要な存在であるかを「誰もが」知っており、「特に彼自身がこのチームの一員であると実感することが大切だ」と説く。

 そして実際に「彼は重要な存在となることだろう」と述べながらも、「適切なタイミングで、適切なステップを踏んでこなくてはならない。ただ我々としては、彼が戻ってこようとしている、この瞬間を楽しくみている」と警鐘。ワールドカップ中断期間までは先発を果たせるとも考えておらず、来年からのチームの巻き返しへの活躍に期待がかかる。

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