2023/01/31
移籍市場最終日に活発な動きみせる、レヴァークーゼン

©️IMAGO/Sportfoto Rudel
VfBシュトゥットガルトが希望していたような高額なオファーがプレミアリーグより届かなかったことを受けて、バイヤー・レヴァークーゼンではボルナ・ソーサ獲得への望みを繋いだ格好ではあるものの、それでも視野に入れる獲得資金1000万ユーロに対して、シュトゥットガルト側が求める1500〜2000万ユーロという金額の差はあまりに大きい。それ以外にはこれといったオプションも見出せないことから、どうやらこの冬は左サイドバックの補強は見送られることになりそうだ。
一方で先日には改めてバイヤー・レヴァークーゼンでのブレイクを期す発言を行なっていたサルダル・アズムンだが、現在はフランス1部オリンピック・マルセイユの希望リストに載っているといわれ、本人も移籍に向けて悪い印象はもっていないと言われる。そこでレヴァークーゼンとしてはレンタルではなく、むしろ1000万ユーロほどの資金を得るべく売却を目指しているようで、タイミングにもよるがその資金の再投資がまとまらないまま閉幕を迎える可能性は拭いされない。
以前より南米への帰還希望が伝えられ、ボランチでは数の上での十分のオプションが揃い、そしてすでにバスコ・ダ・ガマとの移籍交渉にあるといわれるチャールズ・アランギスについては、契約をこの夏に満了を迎えるにもかかわらずロルフェスSDは「彼は残る」と今冬の移籍について否定。一方でコロンビアからは若手MFグスタボ・プエルタの獲得間近に迫っておりところであり、現在U21南米選手権参加中の同選手はメディカルチェックをクリアし詳細を詰める段階のあるようだ。
なおジダン・セルトデミルのレヴァークーゼン退団はすでに確定している。2021年にFCノアシェランから加入した17才のMFは、1年半を経て再び古巣へと帰還。そこで3年契約を締結しているものの、ただレヴァークーゼン側は50%の移籍保有権を有しており、つまりは次回移籍の際の第一拒否権も保持する格好。なお今回の売却金額は100万ユーロとなったようだ。