2023/02/25

独誌kicker移籍情報:〜2月25日まとめ

 ドイツNo1サッカー専門誌『キッカー』より、ブンデスリーガを中心とした欧州サッカーの主要移籍情報Live Tickerを翻訳・掲載。さらに日本人選手が所属するブンデス2部のクラブの情報もご紹介しています。


シュポ=モティング、バイエルンと延長か

スカイが報じた情報によればエリック=マキシム・シュポ=モティングバイエルン・ミュンヘンは、2024年までさらに契約を延長することで合意に達したようだ。また更なる契約延長のオプションについては、どちらのサイドにも付随されていないという。2020年10月にフリートランスファーにて加入した33歳のカメルーン人ストライカーは、契約最終年度となる今季ここまでブンデス16試合に出場し9得点、2アシストをマークしている。


ボーフム、パネヴィヒとプロ契約

MFマッツ・パネヴィヒ(18)がVfLボーフムと、2025年までのプロ初契約を締結した。ボーフムのU19にてキャプテンを務めている同選手は、すでに1月トップチームと共に冬季合宿にも帯同。しかしながらそこで負傷を抱える不運にも見舞われている。


クリンスマン監督、韓国代表就任

既報通り韓国代表はユルゲン・クリンスマン氏の招聘を発表した。カタールW杯ではGL突破を果たすも、ブラジル代表の前に16強で敗退したパウロ・ベント監督の後を受けてのもので、2026年に開催される北中米W杯までの契約を締結している。


ライプツィヒ、ライマーの後釜にサイヴァルト獲得

RBライプツィヒは既報通り、ニコラス・サイヴァルトの獲得を発表した。U9から過ごしたオーストリア1部RBザルツブルクを後にする21歳は、新天地と2028年までの契約を締結。バイエルンに移籍するコンラッド・ライマー(25)の後釜とも目されている。なおkickerが得た情報によれば確かに関心は抱いているが、移籍自体はまだ確定していない模様。


ドルトムント、フメルスとの延長は?

マルコ・ロイスと同様にマッツ・フメルス(34)もまた、ボルシア・ドルトムントとの契約も夏に満了を迎えるところだが、『Aktueller Sportstudio』でケールSDは、こちらとも交渉中であることを明かしつつ、すでにその傾向はあることを明かしている。ただそれがどちらの方向かは明言せず、ただ近く決定する見込みであることは明らかにした。


ドルトムント、ロイスとの延長は?

マルコ・ロイスボルシア・ドルトムントの契約は今夏いっぱいで切れるが、果たして来季も残留するのだろうか?セバスチャン・ケールSDは『Aktueller Sporstudio』にて、この件について交渉中であることを明かしつつ、「今後数週間のうちに決断することを目指している」とコメントしている。


イ・ジェソンとの延長に前向きなマインツ

1.FSVマインツ05首脳陣にとって、「こういう選手であれば、ぜひ確保したいというのは明らかだ」と語ったマルティン・シュミットSDは、改めてイ・ジェソンとの契約延長に向け「水面化で既に話は進められている」と、コメント。「彼はここで何を手にしているのかを理解しているし、両者ともリラックスしている。一緒にやっていく気持ちも持ち合わせている」と前向きに述べている。


ライプツィヒ、ライマーの後釜候補にサイヴァルト

RBライプツィヒはFCバイエルンに移籍するコンラッド・ライマー(25)の後釜として、地元紙ライプツィガー・フォルクスツァイトゥングによると、ニコラス・サイヴァルトに白羽の矢を立てたようだ。なおkickerが得た情報によれば確かに関心は抱いているが、移籍自体はまだ確定していない模様。オーストリア1部RBザルツブルクにてプレーする21歳には昨夏にも関心を示していたものの、2026年まで契約を結ぶザルツブルク側とは合意に至ることはなかった。


CR7、セルヒオ・ラモスをサウジに勧誘?

アル・ナスルが迎える次のビッグネームはセルヒオ・ラモス(36)か?スペイン紙『マルカ』によると、クリスティアーノ・ロナウドを獲得した同クラブは、今度はパリ・サンジェルマンに所属するスペイン人DFへの関心を示しており、ロナウド自身も勧誘する意向をもっているようだ。なおラモスのパリでの契約は今季でいっぱいまでで、延長に関する話題は特にでていない。


マルセロがフルミネンセに復帰

レアル・マドリーのレジェンドであり、ただオリンピアコス・ピレアスではわずか数ヶ月で幕をおろすことになったマルセロが、今回ブラジルに帰還することが明らかとなった。これは金曜日の午後にマルセロがユース時代を過ごしたフルミネンセが発表したものであり、現在34歳の左サイドバックは2006/07シーズンも冬にレアル・マドリードへと加入。そこでCL5度優勝を果たしている。


中国代表監督にアレクサンダル・ヤンコビッチ氏が就任

中国代表の新監督としてセルビア人、アレクサンダル・ヤンコビッチ氏(50)が就任することになった。まずはアジア選手権(6月16日~7月16日)、長期的には2026年のアメリカ、カナダ、メキシコでのワールドカップに向けて指揮を執る。中国サッカー協会によると李小鵬前監督の退任から「専門家の意見を聞き」、集中的に調査した結果とのこと。セルビアやベルギーはじめ、中国での活動にも精通しているヤンコビッチ氏は、最近ではU23を含むいくつかの代表ユースチームの監督を務めていた。


エヴァートン、ジョーダン・ピックフォードと延長

ジョーダン・ピックフォードエヴァートンFCと2027年まで契約を延長した。28歳となった同選手は満了を迎えると10年間の在籍を果たすことに。「ネヴィル・サウスオールのような選手と肩を並べられるようなレガシーをここで築きたい」とクラブ公式にて語った。


サウサンプトン、セレス暫定監督が監督に就任

ルベン・セレスサウサンプトンにて今シーズン終了まで監督を就とめることが明らかとなった。暫定監督として先日チェルシー戦(1-0)にて勝利を収めることに成功した同氏は、これにより今季すでに3人目の監督就任ということに。11月にラルフ・ハーゼンヒュットルが職を辞した後、ネイサン・ジョーンズ監督が後を継いだが、リーグ戦8試合で7敗を喫した後に既に後にしていた。なおセレス氏は直近では前述両監督のACを務め、監督就任は今回が初めてとなる。


ユング、ブレーメンと契約延長

アンソニー・ユングヴェルダー・ブレーメンとの契約を延長した。31歳の左サイドバックは、2021年夏からブレーメンにてプレー。「彼は左サイドで地位を確立しているレギュラー。重要な存在だ」とクレメンス・フリッツは評価。なおkickerからの情報によるとユングは2024年夏までの契約を締結したが、さらに延長オプションも含まれているようだ。


メッシ、バルサ復帰の流れ?

ここのところリオネル・メッシ(35)を巡り、FCバルセロナへの復帰の可能性がとりざたされている。同選手の父であり代理人も務めるホルヘ・メッシ氏は、数日前にバルサのジョアン・ラポルタ会長とすでに会談していたとラジオ局『カタルーニャ・ラジオ』など、スペインのメディアによって報じられており、とりわけ今冬にワールドカップ優勝を果たしたスーパースターの帰還の可能性について話し合われていたようだ。


ケルン、ランペルレと延長

1.FCケルンティム・レンペルレ(21歳)との契約を延長した。これは水曜日に発表されたもので、ユースからプロへの階段を上った若手選手とは、2025年まで更新している。ただケルンでは伸び悩んでいるストライカーは、今夏以降にレンタル移籍する可能性もある模様。ケラー強化担当は「彼は非常に才能があるが、同時にブンデスリーガの選手になるための最後の突破口を開くには、まだ様々な分野で伸び代がある」と語っている。


クリンスマン監督、韓国代表就任?

ユルゲン・クリンスマン氏は新たな仕事を見出すのだろうか?kickerが得た情報によると、元ドイツ代表監督は韓国代表の後任候補の1人として挙がっている模様。交渉は進行中で先行きはまだ見えていない。


リーズ、ハビ・グラシア監督招聘

リーズ・ユナイテッドは、2週間余り前に解任された、ジェシー・マーシュ監督の後任をとしてハビ・グラシア監督の招聘を発表した。52歳のスペイン人監督とは「フレキシブルな契約」が結ばれ、早ければ来週土曜日、勝ち点1差のサウサンプトンFCとの下位直接対決にホームで臨む見通し。動監督は2018年1月から就任したワトフォードFCにて、プレミアリーグ残留争いから救いだし、さらに翌シーズンのFAカップ決勝まで導くなど手腕を発揮した経験をもつ。


アーセナル、エルネニーと延長

アーセナルFCはベテラン選手との契約延長を発表した。2016年から在籍し、これまで155試合に出場し30歳となったモハメド・エルネニーは、このたび2024年夏までの契約にサインした。


ダフード、6年過ごしたドルトムントを退団

今年の夏をもってマフムード・ダフードが、6年間過ごしたボルシア・ドルトムントを後にすることが明らかとなった。これはドイツの大衆紙ビルトに対して、セバスチャン・ケールSDが明かしたもの。27歳のMFとドルトムントとの契約は今夏いっぱいで満了となる。


セルヒオ・コルドバ、アウグスブルクから完全移籍

セルヒオ・コルドバが今回は、完全移籍でFCアウグスブルクを後にすることとなった。同選手はMLSのバンクーバー・ホワイトキャップスと2025年までの契約を締結。さらに1年間延長可能となるオプションも付随しているという。なおベネズエラ人アタッカーは2022年にレアル・ソルトレイク・シティにレンタル移籍していた。なおMLSのシーズン開幕は2月25日から。


アランギス、夏に古巣インテルナシオナルに復帰

 この夏をもってバイヤー・レバークーゼンから、チャールズ・アランギスが退団することが明らかとなった。ブラジルのインテルナシオナル・ポルト・アレグレが月曜日に、チリ代表MFとこの夏より契約を締結することを発表。2015年夏にそのインテルナシオナルからレヴァークーゼンに移籍したアランギスにとっては古巣復帰を意味するものであり、渡独後はブンデスリーガ168試合に出場して(10得点をマーク)。ただ契約は今期いっぱいまでのため、移籍金の支払い義務は発生しない。


ニュルンベルク、ヘッキングSDが監督復帰

 ブンデス2部1.FCニュルンベルクは、ディーター・ヘッキングSDが今シーズン終了まで、監督へと復帰することを明らかにした。これは月曜日に行われた記者会見で発表されたものであり、2020年夏からスポーツディレクターを務める58歳は、月曜の朝に解任されたばかりのマルクス・ヴァインツィール監督の後任となる。なおU23よりクリスティアン・フィール氏がアシスタントに就任。ともにブンデス3部降格の危機から救うための戦いに臨む。


ニュルンベルク、ヴァインツィール監督解任

ブンデス2部1.FCニュルンベルクは、1.FCハイデンハイム戦における0−5での大敗を受けて、マルクス・ヴァインツィール監督の解任を発表した。かつてアウグスブルク、シャルケ、シュトゥットガルトで指揮をとった経験をもつ48歳は、2022年10月にロベルト・クラウス監督の後を受け継いだばかりだった。

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