2023/03/29
レヴァークーゼン:グリルがウニオンに完全移籍へ。フライブルクのシルディリアに関心

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1.FCウニオン・ベルリンは来季に向けた補強をさらに進めた。昨夏よりレンタルにてバイヤー・レヴァークーゼンから迎え入れていた、レナルト・グリルをkickerが得た情報によれば完全移籍にて獲得したという。
まだ両クラブいずれも正式な発表は行なっていないが、今冬にレヴァークーゼンがパトリック・ペンツを獲得。ニクラス・ロムが第3GKとして控える中で、アンドレイ・ルネフとの契約を満了し、さらにグリルをとどめる意思がないことはもはや明らかだった。
ただウニオンでは先発GKとしてフレデリク・レノウがプレーしているところであり、来シーズンも引き続きバックアップを務めることが濃厚。もしくはドイツU21代表GKの成長のためにレンタルにて実践経験の場を設ける可能性も否定はできないだろう。
レヴァークーゼン、フライブルクのシルディリアに関心
その一方でレヴァークーゼンでは、SCフライブルクのキリアン・シルディリアに関心を示している。2020年にFCメッツからフライブルクに渡った20歳のCBは、現在は主に右SBとしてプレーしており、フランスU21代表からの注目も集めているところ。1186cm、豊富な運動量と空中戦でのうまさや粘り強い対人戦で、ポゼッション時にも落ち着いてプレーすることができる。スプリンタータイプではなくサイドとしては攻撃面に課題は残るも、これまでレギュラー選手へと飛躍を遂げた。
そんな活躍にジェレミー・フリンポンの今夏移籍の可能性が伝えられるレヴァークーゼンが関心。加えてCBにおいても多くの選手の将来が不透明であり、キッカーが得た情報によればシルディリア側も2024年までの契約のためこの夏は移籍金を得るチャンスとなる。