レヴァークーゼン：パトリック・シックに進展、ピッチでランニングを再開

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　週明けからは外の芝生でトレーニングを行えるようになった、バイヤー・レヴァークーゼンのパトリック・シック。一見するとさして特別な光景にはみえないかもしれないが、昨年のチェコ年間最優秀サッカー選手と回復を務めてきた医療スタッフらにとっては、これまでの努力が実を結んだ最初の大きな瞬間でもある。

　ロベルト・レヴァンドフスキが去ったブンデスリーガにおいて、その得点王を受け継ぐ有力候補と目されていたセンターフォワードだが、鼠蹊部の問題により幾度となく離脱を繰り返しており１０試合のみ出場。昨季では２４まで積み重ねた得点数も、わずか３のみにとどまっている。

　今回もしもこのまま痛みなく回復を続けられるならば、徐々に負荷を増していき実践での復帰を目指すところ。それでもジモン・ロルフェスＳＤはあくまで、「彼にはとにかく十分に時間を与えていく」考えを強調。ちなみに同じく靭帯断裂のため長期間離脱していたフロリアン・ヴィルツについては、年明けから復帰を果たし、先日のシャルケ戦で今季初得点をマークした。